転職活動ってエネルギーが要るな。
会社探して、履歴書と職務経歴書だして、面接して、また面接して・・・
スムーズに決まったとしても、それから人間関係に慣れる過程がうんざりすぎる。
最初はぎくしゃく一緒にランチ行ったりするんでしょう?あーもう。超だるい。


告げられた瞬間、とっさに思ったのは、ああ、私はアルカーナの役に立てなかったんだ、ということ。
イイコぶってるように聞こえるかもしれないが、転職を決めたのは、私は原田さんの夢を実現する手助けができると感じたから。
あの日、その場で転職を決めたとき、原田さんは本当に喜んでくれた。舞い上がりそうだった。大げさじゃなく、今にも踊り出しそうなほど感激していた。
それが私は嬉しかったんだなぁ。なぜ私なんかのジョインでそんなに喜んでくれるのか。期待に応えたいと思った。
でも、出来なかった。むしろ申し訳ないことをした。私は厄介なお荷物だったのかもしれない。


「スカウトされなければ前の職場やめなかったのに」という思いも一瞬よぎったが、すぐさま打ち消した。
それは言わない約束というか、それは違う。
そうかもしれないけど、でも私は、あの日の決断を後悔していない。
あり得ない話だけど、今もしあの日に戻っても、やっぱり即答していただろう。
たった1年だったけど、私は”アルカーナのべにぢょ”になれて良かった。
聞かなきゃ。私は何か、少しでも価値を提供できただろうか。アルカーナの役に立てたんだろうか。
雇ったことを失敗だったと思われたくない。今さらだけど、それは確認しなくては。