飲みが足りないんじゃない、酔いが足りないんだ。


「あれもしたい これもしたい もっとしたい もっともっとしたい」
と歌っていたのは THE・スケベな心 のあの人たちですが、
紅の場合、これがいつのまにか某宗教団体の 「修行しろ」洗脳ヨロシク、
「あれもしなきゃ!これもしなきゃ!もっとしなきゃ!もっともっとしなきゃ!!」
と、とはおよそかけ離れた自縛スパイラルに陥っていたようで。



最近、職場環境が変わって、ネットをする時間がほとんどなくなってしまいました。
で、思ったわけです。これはヤバい!マジでヤバいよマジヤバい!と。
なぜってそれじゃあ、とてもとても追いつけないでしょう?
RSSリーダーの未読を消化する時間もないし、はてな界隈の話題にもついていけないし。
こんな状況になっても 「うひゃあ!オラ、わくわくしてきたぞ!!」 と喜べるほどドMでも
ないので、最初はアセって、なんとか巡回する時間を確保しようと必死だったんですが、
やはりそれにも限界があり、なかば諦めていた今日この頃。
ですがようやく 「わくわくしてきたぞ!!」 とは言えないまでも、「こうなって良かった♪」 と
この状況をプラスに考える余裕が出来ました。



「ネットはあくまで手段であり、目的ではあり得ない」 とは、
先日ある機会にお会いした際、伊地知さんが仰っていた言葉。
これがなぜか、とてもとても Σピコーン! ときたのです。


こういう発想自体が紅にとって斬新だった、というわけではないのだけれど。
どちらかといえば、巡回先やふと立ち寄ったブログでたびたび目にしている主張で、
そういう意見を目にするたび 「DA.YO.NE!DA.YO.NE! SO.YA.NA!SO.YA.NA!」 と
リズミカルに読み流してきた、いわば ”さんざんガイシュツ” なフレーズなのだけど。


では、なぜあのとき自分はハッとしたのかしら? と、しばし悩みました。
そして、気づきました。 「そうだ、考えるからだ」 と。



誰かと対面して会話をしている場合、自分に向けて何か言葉が発せられると、
その言葉の意味、そしてそれに対するリアクションを考えます。
それが初対面の相手ならなおさら、余計な予備知識がない分、言葉の真意や相手の気持ちを汲み取るべく、フルパワーで必死に考えます。


こうして改めて文章にすると、「そんなのコミュニケーションのキホンDA.YO.NE!」 と
読み流してしまいそうですが、今まで対面コミュニケーションではない手段、つまり
ブログやRSSリーダーという、一方的な情報収集ツールを介して相手の言葉を理解したつもりでいた紅にとっては、この当たり前のことがとてもとても Σピコーン! ときたのです。



いくらお酒を飲んでも酔わない人のことを ”ザル” と言いますが、
紅の場合、いくら情報を仕入れても全く身につかないという、まさに ”ザル” 状態でした。
あれも読まなきゃ、これも読まなきゃ・・・と未読フィードを消化することばかりに囚われて、
肝心の ”何のために読むのか” という目的を、すっかり見失ってたんですね。


自分が本当に読みたいエントリだけを、よく味わって飲む。じゃなかった。読む。
これだけで十分、紅はネットの魅力に酔えるはずなのです。
「本日のオススメだから飲む!」 「あの有名人が美味しいって言ってたから飲む!」 と
なんでもかんでも流し込んでいたらお酒の味も分からなくなってしまうのと同様で、
エントリも、自分が好きなものを毎日適量読むのがカラダにもアタマにも良いんだなぁと
今更ながら実感しました。


・・・とココまで書いて、以前 ”ニュースソムリエ” のエントリを書いたことを思い出しましたw
そうそう。プラスアルファでお気に入りのソムリエさんがいると良いヨネー!
って、自分で書いたことも身についてないというこのザルっぷりにはさすがに自己嫌悪('A`)


ということで。
あの夜の紅は、伊地知さんに酔いました♪という話。
伊地知さんの言葉に酔ったのか、それとも伊地知さんが持参した焼酎に酔ったのかは
敢えて書かないのが淑女の心得です。