「アンタなんのためにネットやってんの?」

紅は毎日、劣等感を味わうためにネットをしています。


先日、知人に「アンタなんのためにネットやってんの?」と聞かれたとき、
「情報収集とか・・・」なんて答えたけど、それは表の顔、仮の姿。
”ネットの流れに乗り遅れないように、必要な情報を仕入れるために”
もちろんそういう目的もあるけど、本当の目的はそうではありません。
ネットサーフィンは、修行です。


日々さまざまなブログを巡回していると、本当に素晴らしい文章を書く人がいます。
素敵なデザイン、斬新なサービス、自分には思いもつかなかったアイディアを持つ人。
そういう人に出会うたびに、”あぁ、自分はなんてしょぼいんだろう、自分は何も出来ない。何も考えてないツマンナイ奴だなぁー。”と、自分のダメっぷりに激しく自己嫌悪を感じます。


そんなときは決まって、
「エリカが喩えてあげる!
 この人たちが香りたつ深煎りのエスプレッソなら、
 お前はマクドナルドのお代わり自由100円コーヒーを
 排気ガスで汚染された雨水で薄めたようなもの!」
なぁんて具合に若き日の榎本加奈子がババーンと仁王立ちで現れるワケですが、
”あぁそーだよ、どうせアタシなんて・・・”とやさぐれてうんこ座りでタバコふかしたくなる気分になっても、グレたらそこで試合終了です。
紅が自分を卑下したら、ここを読んでくれてる方に申し訳ないなって、エエ自意識過剰なんですけど、そう思うのです。
”こんなつまんないブログに〜”とか、”毎回くだらない話しかしない糞ブログ”と自分を卑下することは謙虚な気持ちのあらわれだと思いますし、皆々様の手前、自分をそんな風に表現するのは多々あることです。


ですが、心からそんな風に思ってしまっては読んでくれてる人たちに申し訳がないです。
しょーもないブログかもしれないけど、それでも更新するたびに足を運んでくれる人がいる。
その人に合わせる顔がないじゃない?


だからどんなに劣等感を抱いても、紅はちゃんと前を向いてなきゃいけないなと思っています。
それに、紅にとって劣等感は文章を書く上でのバイアグラ的効果があって、
書きたいのに書けないとき、書き始めても気が散ってしまってすぐ脱線してしまうときなどに
処方すると、バツグンの効果をもたらしてくれるのです。
”自分より優れた人を見ると奮起する”というのはおそらく、紅が戦闘民族、いわゆるサイヤ人だからでしょう。あ、コレみんなにはナイショね。


ネットをしてなければこんな風に強烈な劣等感に苛まれることもないんだけど、
それじゃつまんないもんね。
もっともっと素敵な文章を書く人と出会いたいし、自分にはない発想の持ち主を見つけたい!



反対に、ネットをすることで優越感に浸ることも出来ます。
世の中、上には上が、下には下が。
ネットイナゴや荒らしも、誰かを蔑むことで優越感に浸りたい人間の行動なのでしょう。


あぁ、でもねぇ・・・。
むかぁーし一度だけ、あるサイトに荒らしっぽいコメントを残したことがあるんですが、
あれって実際やってみると物凄く虚しいですね。
そのときはついカッとなって勢いで書き込んでしまうんだけど、
時間が経つにつれてズブズブと凹んでくるのです。
”うわーアタシ最悪。なんて器のちっちゃい、卑しい汚い、心の醜い人間なんだろ”と、
未だに思い出すと途方もない劣等感に襲われます。
うん。紅はどーやっても劣等感を感じるように出来てるのかも。


でもそういう自分の醜悪な一面もリアルではそうそう表面に出てこない部分だし、ネットをするようになって新たに知った一面や、改めて向き合った自分の気持ちってたくさんあります。
自分探しの旅に出るなら、Webの世界に繰り出すのが一番お手軽で良い方法かもしれませんね。


紅は、劣等感を味わって、もっともっと自分を知るためにネットをしています。
ここは過去の自分、未来の自分、ダメな自分やなりたい自分に会える場所。
そう考えるとWebで出会う人すべてを愛せる気がしてきた!
やあー今日も紅は単純だなぁー。